Interview

尾股 紘希

オマタヒロキ
入社年月2023/5
常に変化し続け
他者に良い影響を与えていく

アクシビジョンのどんなところに共感して入社しましたか?

「受験戦略」「常に変化し続ける姿勢」「IT技術の駆使」、この3つの要素に強い魅力を感じました。
自分自身の受験や講師業での指導経験を経て、受験勉強には総合的なサポートや逆算からの戦略が必要だと感じていました。
特に数学専門塾に勤めていたときは「他の科目もカバーしないと結果に繋がらない」ことを実感し、数学しかフォローできない歯痒さを感じていました。
また、あくまで私の経験にはなりますが、塾業界に携わる中で変化に乏しいことも感じておりました。より良いサービスを提供していくには常に進化し続ける技術や顧客に対応していかなければと思っていた頃に、幸いなことにアクシビジョンに出会いました。
調べれば調べるほど「これだ!」と共感の嵐で、ぜひ私自身がアクシビジョンで「受験戦略」や「全方位アシスト」を体現した「受験のプロ」になりたいと思い入社いたしました。

現在担当している仕事について教えてください

現在はアクシブアカデミー東大赤門前校のコーチとして教室運営と生徒管理、保護者対応を担当しています。
また、オンライン部門で旧帝塾を中心に数多くの生徒を担当しています。生徒対応は年間計画、月2回の面談、進路指導、勉強方法指導など受験に関わるほぼ全てのことをサポートしています。その他にも販促・営業活動やブログ執筆、社内ツールの改善、業務マニュアル作成など社内の本部業務も行っています。

仕事のやりがいや醍醐味、面白さは?

勉強だけでなく、生徒の人間としての成長に関われることです。
受験という期限が決まっている中で成果を出すには勉強自体だけでなく、目標設定、コンディション管理、逆算思考など様々なことが求められます。
また、アクシブアカデミーは完全1対1の個別指導のため、生徒はコーチやトレーナーとコミュニケーションを取りながら勉強を進めていくことになります。最初は目標自体も曖昧でやるべきことも中々進められなかった生徒が、私たちのコーチングをきっかけに自分自身を見つめ直し、受験という目標のために変化を続けていく姿は非常に感慨深いものです。
受験は合格と不合格という結果がハッキリ出てしまうものですが、そのプロセスを間近で見るのは貴重な経験です。
結果にシビアになりながらもプロセスを見ながら伴走していける、これが他では得られないやりがいだと感じます。

仕事をする上で一番大切にしていることを教えてください!

“Say Right Things, Say Things Right.”
かつて大学時代に教わったことで、「正しいことを正しく言う」ということになります。
私については「正しいことを言う」能力には長けている自負がありますが、反面「正しく言う(相手や状況を踏まえて伝える)」ことは苦手です。
自分自身では「正論パンチ」と自戒を込めて称していますが、正論を突きつけすぎて相手の気持ちを傷つけてしまうことがありました。
特に最初の方は生徒対応で「自分は正しいはずなのになぜわかってもらえないのか」と悩んでいました。
しかし、今は人間と人間のコミュニケーションの上では絶対に正しいことというのは存在しないと考えています。
その人の状況、気持ち、信念などがあり、その上で関係性も加わってきてとても複雑です。
「正しい」ことを押し付けるのではなく、選択肢を提示して相手に考えるきっかけを与える、一緒により良い道を模索するということが大事だと感じています。
生徒対応でも社内の会議でも、相手の立場に立って考えることを常に意識するようにしています!

前職ではどのような仕事をしていましたか?(中途の方のみ)

大学院博士課程を中退した後、様々な講師業を兼業しながら入社前は数学専門塾をメインに仕事をしていました。大学院では論理的な思考力、プレゼン力など専門分野の知識だけでなくコミュニケーション能力を身につけることができ、今の職場でも主に保護者対応や高学力層の生徒対応に発揮できています。
講師業では生徒と1対1での指導が多く、層も小学生から高校生まで様々でした。
この経験は今の教務力の基礎になっています。

会社の雰囲気どうですか?

年齢、バックグラウンド関係なしに意見が発信され、検討してもらえる風通しの良い環境です。
また、変化が非常にスピーディです。
この会社にいて飽きるということはないでしょう笑
もちろん常に会社が良くなる方に変化の方向性は向いているので、とにかくまずはやってみよう、という雰囲気があると思います。

自身の失敗談や苦労話などあれば教えてください

生徒や保護者対応で対応幅を広げることに苦戦しました。
論理ベースの相手ならかなりガッチリハマるのですが、感情ベースになると苦手意識が大きかったです。
今では上司のフィードバックや自己研鑽を積み、場数を踏むことで改善していますが当時は八方塞がりな気持ちでした。
根気強く私の成長に付き合ってくれた上司や逆に私に色々なことを教えてくれた生徒には感謝です!

今後、会社内でやりたいことはありますかか?

社内のコーチ育成をさらに促進させていきたいです。
アクシブアカデミーの強みはプロコーチの質の高さですが、反面、求める水準に達するにはかなりハードルが高いです。
アクシビジョンに共感してくれた人が効果的に業務に取り組むためには、教務力の補助となるようなツール開発、マニュアルの整備、AIも取り入れた社内業務ツールの改善、ベースになるサービスの設計見直しなど課題は山積みです。
私はマニュアル作成や言語化、ツールの自動化考案などは得意なので、会社のノウハウを伝搬していけるよう貢献していきたいです。
また、経営的な側面も興味があるため、マーケティングを通じて多くの人がアクシブアカデミーを知り利用してもらえるよう、働きかけていきたいです。

5年後の自分はどうなっていたいですか?

直接生徒を担当する機会は減るかもしれませんが、その代わり間接的に多くの生徒に「人生を変えるきっかけ」を与えていける存在になりたいです。
今のシステム的には私一人が直接指導するのでは年間で数十人が限界かと思いますが、会社や私個人のノウハウを蓄積していき、頼もしいプロコーチを育成することで何百人、何千人といった人々に影響を与えられると考えています。
さらに、今のプロコーチ主体の指導スタイルだけでなく、自立学習型や総合型入試特化など、他の形態での指導も別枠で取り入れることで多くの学生に関われるかなと考えています。
もちろんアクシビジョンとしての軸は失わずに、より良いサービスをより多くの人に届けられるように、新しい形を模索し続けます!